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オオバコの花言葉・由来・誕生花・豆知識

オオバコの花言葉

オオバコの全般の花言葉は「足跡」「白人の足跡」「足跡を残す」「耐え忍ぶ愛」です。

西洋の花言葉は「どこでも出会う(Dich trifft man überall.(ドイツ語))」です。

オオバコの花言葉の由来は?

●花言葉「足跡」「白人の足跡」「足跡を残す」の由来

花言葉「足跡」「白人の足跡」「足跡を残す」の由来は、ネイティブアメリカンがヨーロッパ原産のセイヨウオオバコの様子から名付けたと言われています。

ヨーロッパからアメリカ大陸に開拓しにやってきたイギリス人と共に渡来したセイヨウオオバコは、彼らが歩いた道に沿って繁殖していきます。

白人が通った後にオオバコが生えてくる様子から、ネイティブアメリカンはオオバコを「白人の足跡」と呼ぶようになったそうで、それが足跡に関連した花言葉の由来となったそうです。

 

●花言葉「耐え忍ぶ愛」の由来

花言葉「耐え忍ぶ愛」は、踏まれても育つオオバコの姿からつけられました。

オオバコは「踏み跡植物」であり、人や動物に踏まれても枯れたりせずにたくましく成長していくという特徴があり、このオオバコの持つ特徴が花言葉の由来となっています。

 

●花言葉「どこでも出会う」の由来

オオバコの種は水に濡れると粘液を出し、人や動物の足にくっついて繁殖していく性質がありますが、花言葉「どこでも出会う」の由来はここからきていると言われています。

 

オオバコの種類

●セイヨウオオバコ

ヨーロッパ原産の渡来種で別名は「オニオオバコ」。アメリカやオーストラリアなどにも広く渡来しており、日本では1950年代に国内で発見され、現在は北海道から沖縄まで全国に生育しています。

日本の在来種に似ていますが、葉が広く草丈は30cmから60cmまでと在来種のオオバコよりも大きく成長します(在来種のオオバコは30cm程の大きさになる)。

 

●トウオオバコ

トウオオバコはセイヨウオオバコと同様にオオバコよりも植物体が大きいのが特徴で、最大で80cmまで成長します。

葉はオオバコよりもやや厚く光沢があり、淡い緑色をしています。

生育地が海岸に近い場所に限られるというのがオオバコとの大きな違いです。

 

●ツボミオオバコ

ツボミオオバコはオオバコの仲間で、名前の通り花が完全に開かずにずっと蕾のままのように見えるのが特徴です。

オオバコと同様に空き地や土のある道端に自生し、雑草の仲間とされています。

 

●ヘラオオバコ

ヘラオオバコはヨーロッパ原産の渡来種で、花穂はオオバコよりも短いのが特徴です。

また、葉の形がオオバコと違い、全体的に細長く先が尖っている形状をしており、形がヘラに似ているためにヘラオオバコと名付けられたと言われています。

 

オオバコの誕生花

●オオバコの誕生花

1月27日、 9月26日

 

オオバコの豆知識

オオバコはオオバコ科オオバコ属に属する多年草の植物で、学名は「Plantago asiatica」。

中国名は「車前草」で、漢方の生薬にも利用されています。

和名では「カエルバ(蛙葉)」や「相撲取草(スモウトリグサ)」という別名があります。

日本では全国に広く自生しており、朝鮮半島や中国、シベリア東部、マレーシアなど東アジア地域に広く分布している他、ヨーロッパ原産のセイヨウオオバコはアメリカやオーストラリアにも広がっていて、オオバコ全体で見ると世界のあちこちで200種程が自生しているようです。

オオバコは「踏み跡植物」といわれる植物で、地上部に茎を持たず、地下に茎があります。

そのため、人や動物に踏まれても枯れずに育っていく性質があり、茎ではなく花茎がまっすぐ30cmほど伸びて、花茎部に穂状の小さい花を蜜に咲かせます。

また、オオバコは雄しべと雌しべの両方を持つ両性花で、雌しべが先に熟して現れる雌性先熟タイプの植物です。

オオバコの花には雌性期と雄性期があり、先に雌しべが現れて萎れていき、その後に長くて白い雄しべが伸びていきます。

両性花とは?

単性花に対する語で、雄しべ(雄蕊(ゆうずい))と雌しべ(雌蕊)を共有する花をいう。被子植物の花は本来、両性花であると考えられる。両性花は自家受粉することが多く、それを避けるため、しばしば雄蕊先熟、雌蕊先熟のような現象がみられる。

オオバコの花名の由来

オオバコは地上部に茎がなく、根本から先の尖った卵形の葉を何枚も広げるように生やしています。

オオバコ(大葉子)の花名の由来は、この広く大きな葉の様子から付けられたといわれています。

また、学名のPlantagoも大きな葉という意味があります。

参考

オオバコの花言葉には「白人の足跡」や「足跡」という花言葉がありますが、イギリスのウェールズではオオバコの仲間は「キリストの足跡」と呼ばれているそうです。

オオバコの食用利用

オオバコはほぼ雑草のような扱いでそこらに普通に生えている植物ですが、食べることができます。

柔らかめの若い葉を天ぷらや和え物にしたり、種をふりかけにして食べることができます。

太平洋戦争時代には、民間でも普通に食べていたそうで

「若葉を茹でて細く切ったものを塩でまぶしてご飯に混ぜて食べた」

「ご飯に混ぜてオオバコ粥にして食べた」

などのようなエピソードが伝えられています。

※ オオバコの食用利用・食べ方については以下の記事を参考にしてください。

オオバコとサイリウムの違いは?

最近はオオバコダイエットというものが話題になっていると言われていて、オオバコに注目が集まっているようです。

そしてオオバコダイエットについて調べると、サイリウムという言葉が出てきます。

このサイリウムとは何なのか?

結論を言うと、サイリウムとはサイリウムハスクの事を指しており、プランタゴ・オバタという海外のオオバコ属の植物の種子の外皮を精製した食物繊維のことです。

この食物繊維は水を含むと大きく膨らむ性質があり、腸内で水分を吸収して便通をよくする作用により、便秘薬によく配合されています。

また、腸内環境を整える働きがあったり、空腹感を減少させる、血糖値の急激な上昇を抑える作用があるなど、サイリウムは腸活ダイエットに最適だということでサイリウムを用いたダイエットが流行っているようです。

サイリウムは日本で自生しているオオバコとは別の品種なので、サイリウムダイエットをご希望の場合は、オオバコを採取するのではなくきちんとしたサイリウムを入手ところから始めましょう。

オオバコの薬効について

オオバコは中国では漢方の生薬として利用されています。

生薬ではオオバコは、全草を使うものは車前草(シャゼンソウ)、種を使うものは車前子(シャゼンシ)と呼ばれます。

漢方では「牛車腎気丸(ゴシャジンキガン) 」「清心蓮子飲(セイシンレンシイン)」「龍胆瀉肝湯(リュウタンシャカトウ)」に配合されて使用されます。

日本では古くから民間療法で使用されており、日本薬局方によると車前草の主な薬効は「利尿」「鎮咳」「去痰」の3つであり、利尿・鎮咳・去痰・止瀉 ・消炎作用の民間薬で使用されてきたそうです。

●オオバコの飲み薬としての利用法

採取したオオバコの種子や全草を水洗いし、影干しして乾燥させる。

完全に乾燥したら焙煎し、煎じてお茶として飲む。

[主な効能]

腹痛、下痢止め、鎮咳、去痰、喘息の改善

●オオバコの塗り薬としての利用法

ヨモギやマタタビの実と一緒に焼酎で煎じて、痛みやかゆみを感じる部分に塗る。

[主な効能]

消炎、痛痒感の改善

 

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