食べれる野草(夏)

【食べれる野草】ホタルブクロは花と若葉が食べられます!

Photo by Julie Blake Edison on Unsplash

ホタルブクロについて

植物名 ホタルブクロ (学名:Campanula punctata)
分類 キキョウ科ホタルブクロ属
分布・育成地 北海道西南部,本州,四国,九州
開花の時期 6月から8月
採取する時期 4~5月(若葉),6~8月(花)
食用利用する部位 若葉、花

ホタルブクロは日本・朝鮮半島・中国原産のキキョウ科ホタルブクロ属に属する多年草です。

釣り鐘状の花を下向きに咲かせることから、「ツリガネソウ(釣鐘草)」「チョウチンバナ(提灯花)」といった別名があり、英名では「Bell flower(ベルフラワー)」と呼ばれています。

山地や林など様々な場所に自生していますが、古くから鑑賞用として親しまれているため観賞用の鉢植えが販売されていたりします。

草丈は30~70㎝くらいまで成長し、初夏の時期に釣り鐘状の花を下向きに咲かせます。

花色は白、紅紫、紫などがあり、関東では紅紫が多く、関西では白い花が多い傾向があります。

花言葉は「忠実」「正義」「貞節」など。

また、同じキキョウ科ホタルブクロ属の中にはフウリンソウ(風鈴草)と呼ばれるカンパニュラがあります。

※ カンパニュラの花言葉・豆知識については以下の記事を参考にしてください。

ホタルブクロの育て方

ホタルブクロは半日陰でも育つという比較的育てやすい品種です。

ただし、真夏の直射日光には弱いので夏の時期には陽射しが直に当たらないように工夫しましょう。

冬になると地上部は枯れてしまいますが、地面の下の地下茎は生きており、春になると芽を出します。

繁殖力が強く、年々地下茎が横に広がっていくのであまり繁殖させたくない場合は、鉢植えで育てた方がベターです。

 

ホタルブクロの採取時期と食べれる部位

ホタルブクロで食べられる部位は若葉と花の部分です。

ただし、適切な採取時期がそれぞれ違っており、若葉は4月から5月頃に採取し、花の方は開花時期の6月から8月に採取するのがベターです。

ホタルブクロは北海道から九州までの山野の草地や林などで採集できますが、観賞用に育てているものから採集しても良いでしょう。

ホタルブクロの採取に関するポイント

  • 採取する時期は、若葉は4月から5月、花は6月から8月
  • 北海道から九州までの山野の草地や林などで採取可能
  • 採取する部位は若葉、花

 

注意

市街地や都市部近郊に生えている野草は注意が必要です。

・農薬や除草剤が撒かれている場所は土壌汚染されています。採取は避けましょう。

・犬猫などのペットや動物が歩き回っている場所は、動物の糞尿で汚染されている危険性があるので採取は避けましょう。

・車などの交通量が多い場所は排気ガスによる汚染の可能性があるので、採取は避けましょう。

また、私有地となっている山地や各種公園指定を受けている山地では野草の採集が禁止されていますので、このような場所での野草の採取はやめましょう。

 

ポイント

各自治体が特別に注意事項を告知している場合があります。

地方に野草の採集に行かれる方は、その地方の自治体の告知を確認することをオススメします。

(栃木県の例)

野草類の放射性物質による汚染に関する注意喚起がなされています。

(新潟県の例)

山野草を採取する人向けに食中毒に関する注意喚起がなされています。

 

ホタルブクロの下処理や食べ方について

ホタルブクロで食べれるのは若葉と花の部分です。

若葉は開花前の4月から5月頃に柔らかい葉を採取し、天ぷらやお浸し、和え物にして食べましょう。

ただし葉は苦味があるため、アク抜きが必要になってきます。

花は開花時期の6、7月頃に首の部分から採取し、サラダや酢の物に。

花の方は葉と違って癖のない風味です。

調理方法

  • 茹でる
  • 揚げる

下ごしらえについてですが…

花の方はよく水洗いし、熱湯をかける・または熱湯でさっと茹でる。

その後は甘酢で和え物にしたり、サラダに使用しても良いでしょう。

葉の方は下茹でする必要があり、熱湯に塩ひとつまみを入れ、7分間茹でた後、2、3時間冷水にさらします。

ただし、天ぷらや揚げ物にする場合は下茹では省略してもOKです。

※ クックパッドにホタルブログを使用したレシピがいくつか掲載されていますので参考に。

 

下ごしらえに関する注意点

近年は野生動物が人里に降りてくるようになり、野生動物を介して野草に寄生虫の幼生や卵が付着するリスクが高まっています。

採取した野草を単体でしっかり水洗いし、熱湯で下茹ですることで寄生虫のリスクを避けることが出来ますので、必ず水洗いと下茹でを行いましょう。

炒め物や煮物で複数の具材を使用する場合、どうしても加熱にムラが出てしまうため、安全のため熱湯で下茹でした方が良いです。

注意ポイント

「毒性のある植物は加熱すれば大丈夫」と一般的に言われていますが、家庭での加熱では減毒するのは難しいのが現実です。(食中毒で入院した方も加熱処理していたのに入院する事態になっています)

毒性のある野草を食べるのは危険ですので止めましょう!

 

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