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ヒメジョオン(姫女苑)の花言葉・由来・誕生花・豆知識

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ヒメジョオンの花言葉

道端や公園などでよく目にする野草の一種であるヒメジョオン。

そのヒメジョオン(姫女苑)の花言葉は「素朴で清楚」です。

 

ヒメジョオンの花言葉の由来は?

「素朴で清楚」という花言葉をもつヒメジョオン。

その花言葉の由来は、白く細かな花弁を持つ花姿や、雑草のように繁殖して道端などでしばしば目にすることから、清楚さや素朴さといったイメージが連想されることからつけられたと言われています。

 

ヒメジョオンの誕生花

●ヒメジョオンの誕生花

11月18日

 

ヒメジョオンの豆知識

ヒメジョオンはキク科ムカシヨモギ属に属する植物で、原産地は北アメリカ。

学名は「Erigeron annuus」。英名は「annual fleabane」「Eastern daisy fleabane」の2つがあります。

学名のErigeronはギリシャ語の「eri」とgeron」を合わせたもので、意味はそれぞれ「早い」「老人」という意味があり、これはヒメジョオンと同属のハルジオンが春に早く咲くことと、白い毛で覆われている様子が白髪の老人のようであることからつけられたと言われています。(ハルジオンの学名はErigeron philadelphicus)

同じくキク科ムカシヨモギ属に属するハルジオンと非常によく似ている植物です。

ヒメジョオンは明治時代に北アメリカから渡来した外来種ですが、その種子は35年以上の寿命を持つと言われています。

さらに、1個体で47000以上の種子を生産するので、非常に繁殖力が強力で現在は道端などでよく目にするようにほぼ雑草と化しています。

あまりにも繁殖力が強すぎるため、ヒメジョオンは要注意外来生物に指定されており、また、日本の侵略的外来種ワースト100にも選定されています。

 

ヒメジョオンの花名の由来

和名の「姫女菀(ヒメジョオン)」の由来についてですが、これについては諸説いろいろとあるようです。

ヒメジョオンの由来に関する説について

■由来1:同じムカシヨモギ属の春紫苑(ハルジオン)に似ているため、本来は「紫苑(シオン)」の漢字が使用されるはずが、別の植物の「姫紫苑(ヒメシオン)」と区別するために「姫女菀(ヒメジョオン)」になった。

■由来2:中国の野草の「女菀」に似ていて、小さく可愛らしい花姿から「姫」を付けられて「姫女菀(ヒメジョオン)」になった。

また、ヒメジョオンには「柳葉姫菊(ヤナギバヒメギク)」「鉄道草(テツドウソウ)」という別名があります。

「鉄道草(テツドウソウ)」という名称の由来は、鉄道の線路沿いに広がっていったためにこのような名がつけられたそうです。

 

ヒメジョオンの特徴

ヒメジョオンは越年草(もしくは多年草)の植物です。

開花時期は6月から10月頃で、場合によっては秋ごろまで花をつけていることもあります。

花の色は白で、キク科特有の白い糸のような細い花弁(舌状花)を中心から放射状につけています。

草丈は30cmから60cm程度ですが、稀に150cm程度まで成長することもあります。

 

ヒメジョオンとハルジオンの違いや見分け方について

ヒメジョオンは見かけの似ているハルジオンとよく間違えられることがありますが、この2つの植物の違いや見分け方を解説します。

※ ハルジオンについては、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

 

●開花時期が異なっている

ヒメジョオンの開花時期は6月から10月頃ですが、ハルジオンはそれよりも早く、開花時期は4月から6月頃となっています。

●茎の構造が異なっている

ヒメジョオンの茎は中身が詰まっていて固い茎となっていますが、ハルジオンの茎は中空状で中身はスカスカなので、指で摘むと茎が凹みます。

●花の形状が微妙に異なっている

ヒメジョオンの花弁の数はハルジオンより少なく、花弁も少し太い形状をしている。

 

ヒメジョオンの食用利用について

植物には食べられるものと食べられないものがありますが、結論からいうとヒメジョオンはハルジオンと同様に食べられる植物です。

若芽や柔らかい葉、蕾の付いた花茎が食用利用できます。(詳しくは以下の記事を参考にしてください)

ヒメジョオンの薬用利用について

ヒメジョオンは日本ではあまり薬草として使われることはありませんが、原産国の北アメリカにおいては、ネイティブアメリカンが薬草として使っていたそうです。

お茶や軟膏、吸入剤など様々な形で利用され、外傷、風邪、頭痛、てんかん、痛風、下痢、赤痢などの治療に使用されていたようです。

 

参考

・ヒメジョオンの葉の水や葉の抽出物には抗酸化物質が含まれており、これらは肥満や糖尿病の予防に効果があるとされています。

・ヒメジョオンの根の抽出物には、抗炎症作用があるとされています。

 

薬効と用い方

●糖尿病予防の場合

乾燥したヒメジョオンの花と葉を5gずつ、水400㏄で煎じ、お茶として服用します。

 

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