花言葉・マ行

ミントの花言葉・由来・誕生花・豆知識

ミント 花言葉

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ミントの花言葉

ミントの全体的な花言葉は「美徳」「効能」

英語では「virtue(美徳、効能)」と記されます。

 

ミントの品種別の花言葉は?

ミントは600種以上の品種に分かれている植物ですが、その中の代表的なものの花言葉について解説します。

●ペパーミントの花言葉

「warmth of feeling(気分の温かさ)」 「真心」「誠実な愛」「心の暖かさ」

スペアミントの花言葉

「warmth of sentiment(感情の温かさ)」

「温厚」「思いやり」「情の温かさ」

●ニホンハッカの花言葉

「迷いから覚める」「もう一度友達になろう」

●アップルミントの花言葉

「かけがえのない時間」

●パイナップルミントの花言葉

「親切にもてなす」「歓待」

●キャットミントの花言葉

「無邪気」「自由な愛」

 

ミントの花言葉の由来は?

ミントの花言葉である「美徳」「効能」は、ミントが持つ様々な薬効が由来となっています。

ミントの爽やかな香りは鎮静作用や快眠作用を人に与え、リラックスした気分にさせられます。

また、西洋ではミントは古くからハーブとして活用されており、他人を労る気持ちや思いやり、誠実さの象徴としてミントを扱ってきたそうです。

「真心」「思いやり」「歓待」といった花言葉は、相手を思いやる気持ちや相手をもてなす気持ちが由来となっているのでしょう。

 

ミントの種類

ミントはシソ科ハッカ属の植物で自然交雑しやすく、600種を超える膨大な品種があると言われています。

しかし、近年は40種程度にまとめ直されているようです。

様々な品種のあるミントですが、主流となっているものは2つで、スペアミント系、ペパーミント系の2つがあります。

 

スペアミント

スペアミント(Spear mint)は地中海沿岸や北アフリカ原産の品種で、学名はMentha spicata。

別名には「和蘭薄荷(オランダハッカ)」やグリーンミント、ミドリハッカなどがあります。

スペアミントはミントの中でも比較的弱めの香りで、少し甘さが混じるさわやかな香りが特徴のミントです。

食用に向いたミントで葉は料理によく使われており、 昔から来客者をもてなす時には、紅茶やスイーツにスペアミントを添えて出していました。

スペアミントの名は槍を意味する「spear」が由来で、葉の形が尖って細長い形状をしており、槍をイメージさせることから名付けられました。

草丈は60~100cmまで成長し、初夏から夏にかけて開花します。

 

ペパーミント

ペパーミント(Pepper mint)はヨーロッパ原産の品種で学名はMentha piperita。

別名には「西洋薄荷(セイヨウハッカ)」「胡椒薄荷(コショウハッカ)」などがあります。

ウォーターミントとスペアミントの交配で出来た雑種です。

葉と精油は香料として化粧品や菓子などに利用されていますが、殺菌や防虫効果に優れているため薬用にも用いられています。

メントールを多く含み、香りが強い品種です。

花言葉「心の暖かさ」「真心」は、ペパーミントの薬草としての効果からこのような花言葉がつけられたと言われています。

 

ニホンハッカ

「日本薄荷(ニホンハッカ)」は日本の在来種で、国外では「和種薄荷(ワシュハッカ)」や「Japanese peppermint」と呼ばれています。

アジア東部原産の多年草で、草丈は20~60cmまで成長し、清涼感のある爽やかな香りがします。

ニホンハッカはハーブとして使用され、精油に含まれる成分の中でメントールが最も多く含まれる品種です。

飴やお菓子の香料として使われたり、医薬品用途で使用されたりしています。

メモ

1930年代には日本はハッカ生産で世界市場の約7割を占めるほどハッカの栽培が盛んな国でしたが、外国産ハッカや石油を原料とする合成ハッカの登場により、1990年代には国内でのハッカ生産はほぼゼロになりました。

 

アップルミント

アップルミント(Apple mint)はヨーロッパ西部・南部、西アジア原産の品種で学名はMentha suaveolens。

英名ではApple mint以外にもRound leaved mintという名称があります。

また、別名として「丸葉薄荷(マルバハッカ)」やウーリーミントがあります。

リンゴとハッカを混ぜたようなフルーティーな香りが特徴で、ハーブティーとして利用されることが多いミントです。

草丈は40~100cm程に成長し、薄いピンクや白色の花を咲かせます。

 

パイナップルミント

パイナップルミントはアップルミントの園芸品種の一つで、細長い緑色の葉にクリーム色のまだら模様があるのが特徴のミントです。

パイナップルのような淡い甘い味わいがするため、ハーブティーやデザート、料理の香り付けに利用されています。

アップルミントよりもやや強健さで劣り、真夏の強い陽射しで葉が日焼けを起こすことがあるので注意が必要です。

 

ペニーロイヤルミント

ペニーロイヤルミントの英名は、Mentha pulegium。和名ではメグサハッカと呼ばれています。

ペニーロイヤルミントはペパーミントよりもさらに清涼感のある強い香りが特徴で、防虫効果があるため虫除けに使われています。

また、ペニーロイヤルミントの精油は古来より堕胎薬として使用されてきたという経緯があるため、妊娠中及び授乳中の女性の使用は禁止されています。

現在は肝毒性があるプレゴンを多く含んでいることが判明しているため、食用や内服薬用の利用はされていません。

 

フィールドミント

フィールドミントはヨーロッパ・アジア北部原産のミントで英名はMentha arvensis。和名では「ヨウシュハッカ」と呼ばれています。

変種が出来やすい品種で、日本に自生するニホンハッカをはじめ、ヘリオトロープに似た香りの亜種、バナナの香りがする園芸品種などがあります。

多年草または一年草で、葉は細長く先の尖った形で、葉の付け根に薄紫、白、ピンクなどの花をつけます。

 

ウォーターミント

ウォーターミントはヨーロッパ・北アメリカ原産で、英名はMentha aquatica。

繁殖力が強く、他のミント類と交雑して多くのミントの変種を生み出しました。

水辺に生息するため、和名では「ヌマハッカ」「ミズハッカ」と呼ばれます。

清涼感のある香りが非常に強いのが特徴で、昔は床にまき散らして芳香剤のような使い方をしていました。

現代では殺菌効果があるため、防虫などの薬用に使用されています。

 

ミントの誕生花

●ミントの誕生花(3-7月期)

3月16日、 5月28日、 6月9日、 7月11日、 7月21日、 7月22日

●ミントの誕生花(8-12月期)

8月23日、 9月11日、 12月21日

ミントの豆知識

ミントはシソ科ハッカ属に属する植物で、学名は「Mentha」。英名は「Mint」で、和名は「薄荷(ハッカ)」と名付けられています。

ミントの原産地は北半球温暖地帯・ユーラシア大陸で、雑草並みに繁殖力が強く非常に品種が多いことが知られています。下手に地植えすると後で駆除するのが大変なことになってしまうので気をつける必要があります。

ミントの多くは多年草で、冬場には地上部が枯れることがありますが、春には再び生長し、繁殖力が強いため品種によっては切った枝を水にさしておくだけで発根するので、栽培はとても簡単です。

ミントの特徴は爽やかな香りですが、品種によって精油の成分が異なるために香りにもそれぞれ違いがあります。

品種によってはオーデコロンやバナナ、グレープフルーツ、チョコレートなどの香りを楽しめるものがあるため、様々な香りを楽しむことが出来ます。

 

ミントの花名の由来

ミントの英語の花名であるMintの由来はギリシャ神話の妖精・メンテであり、ラテン語のMinthaからきています。

メモ

冥府の王・ハーデスは水の妖精のメンテの美しさに魅了され、恋をします。

これを知ったハーデスの妻・ペルセフォネは激怒し、メンテに呪いをかけて草に変えてしまい、足で踏みつけてしまいました。

草に変えられた後、メンテはハーデスに自分の居場所を知らせようと強く爽やかな香りを発したのだそうです。

以上のようなギリシャ神話がミントの由来だとされています。

また、ミントの和名の「薄荷(ハッカ)」の由来は、ミントの葉から油を抽出すると少量しか採取できないことからきていると言われています。

 

ミントの効能について

ミントはハーブとして広く利用されており、薬用や食用、アロマセラピーなど様々な利用方法があります。

品種によってミントの精油成分は異なっており、薬用に向くもの、食用に向くもの、両方に適しているものがあります。

 

ミントの食用利用

食用に利用されるミント種にはスペアミント系ペパーミント系の二系統のミントがあります。

スペアミントは料理向きで、ペパーミントは飲み物に合うといわれています。

また、スペアミント系の品種でフルーツの香りをもつもの(パイナップルミントなど)は、フルーツが入ったサラダやデザートによく使用されています。

 

注意ポイント

ただし、ペニーロイヤルにはプレゴンという肝毒性がある成分が含まれているため食用利用や内服薬として利用することは推奨されていません。

また、この成分によって流産を引き起こすことがあるため、妊娠中及び授乳中の女性は経口摂取、外用は避けてください。

 

ミントの薬用利用

薬用のミント種で体表的なのがペパーミントです。

ペパーミントはメントールを多く含む品種で、強く清涼感のある香りと辛味が特徴です。

メントールには冷感作用や血管拡張作用、抗菌作用などがあり、眠気覚ましや集中力アップ、消化不良に効果があると言われています。

また、ペパーミントの香りには鼻づまりや頭痛を改善する効果もあります。

 

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